100歳のお爺さん

私は、結婚生活の中で、

辛い時、苦しい時、逃げたい時に、

思い出して、

ずっと、心にとめていた言葉がある。

旦那さんの母方のお爺さんの言葉。

白内障で、目が全く見えないけど、

戦争も経験した、寡黙なお爺さん。

お爺さんに会って、帰る時に、

お互い、思いやりを持ってなって、

言われた。

お爺さんの大きな耳に、 

長い毛がいっぱい。

仙人みたいな風貌に、

とっても、有り難い気持ちになった。

大きな耳に、驚きながらも、

耳もとに頭を下げて、決意した。

ありがとうございました。

と言った事は、

旦那さんと、大きな節目や、

喧嘩の後に、2人、

思い出しては、

仲良くやって行こうと、

話をする。

でも、仙人の域には、

程遠い私達。

懲りずにまた、喧嘩する。

お爺さんに、そっくりなお孫さん、

中々の頑固者です。

私もですが…。

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